2015-05-10

アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン


公式サイト
見たよ。

総評としては……そんなでもないかなぁ。アベンジャーズ第二期は全般的に低調という気がした。まあ単独映画で少しずつクロスオーバーが明らかになっていって集結という第一期の盛り上がりにはさすがにかなわない。あと今回の敵であるウルトロンが、またこういう感じか、ってなってしまう。

とはいえアクション映画としてはやっぱり見応えはあって、とくにソウルでのバトルはトリッキーな構成で面白かったかな。ブラックウィドウの活躍や、キャップの盾を使ったアクションが面白い。新キャラ二人もキーとなって活躍するし。新キャラ二人はアベンジャーズキャラではあるけれど、もとはX-MENなんですね。でもX-MENとマーベル・シネマティック・ユニバースは交わらないので、二人はX-MEN設定はなし。

ラストバトルは例によってわらわら出てくるロボット軍団との戦いだけど、一作目との違いは一般市民を避難誘導に優先順位を置いているところ。これでストーリー展開もアクション映画としての展開も幅が出ている。しかもウォー・マシンが参戦! これは燃える。逆になぜファルコンは来ないのか納得がいかない。これ絶対ファルコンが活躍する場面ですよ。パーティには来てたのに……。あとこういうロボ軍団と戦うとなるとブラックウィドウはちょっと無理があるような。他の活躍シーンを作れば良かったのに。

全体的にブラックウィドウまわりのストーリーは今ひとつというか、そういうのはこの映画で望んでいるものなのだろうかという疑問がわく。ハルクの暴走もアクションとしてはすごいんだけど、ちょっと白けるんだよな……。アフリカあたりの展開は個人的にはちょっと今ひとつ。あれを大胆に削って2時間ぐらいにまとめたほうが良いような……。

なお今回のホークアイさんの見どころは矢を掴んで直接敵にぶっ刺すところ。射てよ!

あとどうでも良いツッコミですが、ウルトロン、しゃべるときに口がぐねぐね動くのが謎。お前ロボットだろ! とツッコむのもまあ野暮なことですが……ロボがしゃべるときに目がチカチカ光るという映像表現を発明したサンライズは偉大だなと思いました。

No comments:

Post a Comment