年始にライフハック:分厚くて邪魔なサイフを薄くする方法 - Radium Softwareという記事を読んだ。財布から余計なものを省きたいと前から思っていたというのと、Google+で紹介したところ知人で似たようなことをやっている人がいるということ、あと私がKZR氏のファンだということ(笑)もあり、試してみることにした。
で、結論を先に書いちゃうと、全面的な撤廃には失敗。
まずは書いてあるように財布を撤廃して紙幣数枚と日常使うと思われるカード類、小銭を適宜ポケットに入れていたのだが、いろいろ問題が出てきた。
財布でなくてもいいが、なんらかのかたちで小銭入れは必要だと思った。というわけで、写真にあるような小銭入れをハンズで買った。ただ、ポケットに入れるわけじゃなくてかばんに入れて持ち歩くことにした。かばんから出すのが億劫なシチュエーションでは紙幣で支払いを済ませて、つり銭はポケットに入れておき、帰宅してから小銭の整理をする。時間と心に余裕があれば小銭入れからの支払いもする、って感じ。
で、結論を先に書いちゃうと、全面的な撤廃には失敗。
まずは書いてあるように財布を撤廃して紙幣数枚と日常使うと思われるカード類、小銭を適宜ポケットに入れていたのだが、いろいろ問題が出てきた。
- 小銭はポケットに雑然と入れているとごちゃごちゃになって取り出せなくなる。いきおい、支払いは紙幣で済ませてしまい、小銭がたまる。
- 紙幣も雑然としており、複数種類が入り交じってしまい、支払い時にいろいろ滞りがちになる。紙幣はしわくちゃになったり、下手をするとちょっと破れたりした。
- カード類もどれがどれかわからなくなる。束ねる必要はある。また、日常あまり使わないカード類は家に置いておいたのだが、たまに使うパターンで難儀することもあった。
小銭を収容しつつ紙幣もカードも全部入れられる財布というのは、やっぱりそれなりの歴史を経てああいう形態になっているのだなあと思ったのだった。もちろんその人のライフスタイルにもよるし、紙幣がしわくちゃになるとかそういうものは、ポケットに何を入れているかとかポケットに手を突っ込んで歩いたりするかどうかとかいったその人の日常行動の影響が強いと思う。
いずれにせよKZR氏の場合はうまくいったのだろうが、自分の場合はあまりうまく行かなかった。結局3日かそこらで音を上げた。
ただ、だからといって必ずしも財布を使う必要はない。自分が直面した問題ってのは、何らかの意味での収容用具はやっぱ必要だった、ってことだし。せっかくなので財布生活に戻るのも癪だ。というわけで、別な手段を検討した。
小銭:
紙幣:
小銭入れと同時にマネークリップも購入した。専用のマネークリップも同じくハンズでいろいろあるが、それなりの金額はかかる。今使っているのは、やっぱり写真に写っているやつ。本当は、カードホルダーと一体化しているものというのもあって、それが良いかと買ってみたのだが、それなりにかさばるので買い直した。
ところで、マネークリップって必要? もっと安いクリップとか、輪ゴムとかでいいんじゃない? という気もする。まあ輪ゴムでもいいかもしれないけど、取り回しは不便かも。100円ショップで売ってるような安いやつでも何の問題もないと思うが、丈夫さが大事なので壊れやすいやつにはしないように。ポケットの中でするっと抜けちゃったら意味ないので。
カード類:
比較的よく使いそうなカード(ようはSuicaとか)はポケットに入れて持ち歩きたい。だけども、そういうカードはそう多くないので、これは輪ゴムで束ねて適当にポケットに入れることにした。輪ゴムはやはり取り回しが若干面倒臭いかも。Suicaなら束のまま置けばいいので楽だけども。
このスタイルで1週間ほど生活してみたが、案外と悪くない感じなので、しばらくこれで行きたいと思う。紙幣やカード類はどうにかなると思うが、どうしたって何らかの意味での小銭入れは必要だと思ったな。
さて、普段ポケットに入れられないカード類をどうするかということなのだが、これは今でも家に積み上がっていて、どうしたもんかと悩んでいる。封筒を買ってつっこもうかと思ったのだが、これもすぐ何が何やらわからなくなりそうだし……。「そんなにあれこれ使うの?」という指摘はごもっともなのだけど、私は趣味でロッククライミングのジムに行くわけですが、すくなくともジムごとの会員証が必要。で、今日はここに行く日だからこれを持って……とかやるのは案外煩雑だということがわかったのでした。
という話をしていたら、同僚が名刺バインダーにカードを入れるというライフハックを紹介していたので、これも試してみようかと思います。