アメリカでも11月になったということで、今月の30日チャレンジとして「レコーディングソーシャルダイエット」というのを考えてみたいと思います。この単語、どういう語順でも語弊があると思いますが、ようは「レコーディングダイエット」の手法をソーシャルメディア中毒に適用してみたい、ということです。
きっかけはHajime Morrita氏の投稿から「ネット依存」についての文章を読んだことでした。「ネット依存について思うこと」およびその反論記事への再反論記事である「ネット依存・続き」です。
ぼくも、「ネットの利用」はもう少し控えたいな、と思っている口です。ただ、ちょっと違うなという気がするのは、ネットの利用というよりはソーシャルメディアの利用というのが近い気がします。FacebookやGoogle+やtwitterや、ほかのなんでもいいんですが、何らかのソーシャルなメディアで無為に時間を潰してしまうことが多いなと思うわけです。
そういう意味では、↑の著者であるyucoさんの方法論は私にとってはやりすぎな面があって、スマートフォン自体は悪くない。たとえば、地図アプリは普通に便利だし日常生活を根本的に変えてしまうと思っています。ぼくにとって問題なのは、ソーシャルメディアの利用です。ぶっちゃけ、あいた時間でちょくちょくGoogle+とか見るみたいな。
だらだらとWikipediaを読んでしまうという問題もありますが、これはまた別な話かもしれません。それについては稿を改めたい。
こういうのは楽しいんですが過度に時間を使ってしまうのはいかんなと思うのです。実際、そういう観点からこういうののアクセスを完全に断っちゃう人もいますし、完全にこういうものを絶ったら生産性が向上した的なライフハック記事もよく見かけます。その通りだと思います。
でも、まあ、完全に絶ってしまうというのは私にとっては極端すぎる方法論だなと思うのです。そんな私にとっては、「依存」ではなく「誘惑」じゃないの、とする新井さんの指摘はいい点をついていると思いました。
つまり、もしこれが依存症だとすれば完全に断ち切ることが唯一の解決策となります。しかし、食べ過ぎと似たような問題なのだとすればダイエットの方法論を適用してみる、という考え方も成り立つ。
そこでレコーディングダイエットを適用してみるということを考えてみたわけです。レコーディングダイエットというのは、基本的には、自分の食ったものを記録していくというものです。本格的には品目を記載したり、カロリー計算したりするのですが、カジュアルには食べたものをひたすらメモしていくだけでもそれなりに効果があると言われています(たとえば大ヒットした岡田斗司夫の『いつまでもデブと思うなよ 』など)。
なぜ記録するだけでダイエットの効果があるのか、というのは明確にこうだという断言があるわけではないのですが、おおむねこのような理屈であると考えられている気がします。つまり、いまダイエットをしたい人というのがいて、その人の食生活に何らかの問題があり、したがってダイエットをしたいのだとします。メモしていくことで、自分がどれだけ食べたのかを把握することができ、ボトルネックを知ることができるというわけです。
また同時に、もし食生活の問題が間食や甘いドリンクなどであったとすると、いちいちメモを取るということが間食の頻度を下げることにつながります。書くだけで「わざわざ書くという手間をかけるほどのことか?」という疑問をもたげさせることにつながります。実際にはそのあと間食を食ってしまうとしても、なんとなく食べてしまう、といった状態と比較すると頻度は落ち、結果として間食の量が減るといったお手軽な効果があるのではないかと思います。
ソーシャルダイエットの場合、この後者がポイントなんじゃないかと思うのです。
いま、ソーシャルメディアへのアクセス量を減らしたいとしたとき、何が問題なのかというと、気軽にちょくちょくアクセスして時間を潰せてしまうというところなのではないか、という仮定を置きました。仮定っていうか、まあ自分の利用形態を念頭に置いています。こういったページを開きっぱなしにしておいて、何かちょっと時間があくと見る、みたいな感じです。これをやめる、ないしは頻度を減らすようにするためには、まさに同じような方法論が使えるんじゃないだろうか。
というわけで、何時何分から何時何分まで、こういうサイトを実際にブラウズしたか、というのを記録に取ることにしました。記録に取る場合、Chrome拡張などを使ってアクセス時間を自動的かつ厳密に測定する、ということもできるのですが、今回はそれをしないことにします。アクセスにフリクションをつけることが目的なので、手動の部分を残す、というのが大事です。
また、スマホについては、写真のアップロード等ができたほうが個人的にうれしいのでアプリ自体は残しておきますが、アクセス手段を悪くしておきます。たとえばホーム画面から除くなど。twitterのアプリは昔、似たようなこと考えたときにアンインストールしたのでいまは入ってません。
ぶっちゃけ、手動で記録するのは相当めんどいと思うので、すぐ飽きてやめちゃうかもしれません。30日も続いたらお疲れさま、とねぎらってやってください。続かなかったらギブアップ宣言をしますが、優しくしてあげてください……。
きっかけはHajime Morrita氏の投稿から「ネット依存」についての文章を読んだことでした。「ネット依存について思うこと」およびその反論記事への再反論記事である「ネット依存・続き」です。
ぼくも、「ネットの利用」はもう少し控えたいな、と思っている口です。ただ、ちょっと違うなという気がするのは、ネットの利用というよりはソーシャルメディアの利用というのが近い気がします。FacebookやGoogle+やtwitterや、ほかのなんでもいいんですが、何らかのソーシャルなメディアで無為に時間を潰してしまうことが多いなと思うわけです。
そういう意味では、↑の著者であるyucoさんの方法論は私にとってはやりすぎな面があって、スマートフォン自体は悪くない。たとえば、地図アプリは普通に便利だし日常生活を根本的に変えてしまうと思っています。ぼくにとって問題なのは、ソーシャルメディアの利用です。ぶっちゃけ、あいた時間でちょくちょくGoogle+とか見るみたいな。
だらだらとWikipediaを読んでしまうという問題もありますが、これはまた別な話かもしれません。それについては稿を改めたい。
こういうのは楽しいんですが過度に時間を使ってしまうのはいかんなと思うのです。実際、そういう観点からこういうののアクセスを完全に断っちゃう人もいますし、完全にこういうものを絶ったら生産性が向上した的なライフハック記事もよく見かけます。その通りだと思います。
でも、まあ、完全に絶ってしまうというのは私にとっては極端すぎる方法論だなと思うのです。そんな私にとっては、「依存」ではなく「誘惑」じゃないの、とする新井さんの指摘はいい点をついていると思いました。
つまり、もしこれが依存症だとすれば完全に断ち切ることが唯一の解決策となります。しかし、食べ過ぎと似たような問題なのだとすればダイエットの方法論を適用してみる、という考え方も成り立つ。
そこでレコーディングダイエットを適用してみるということを考えてみたわけです。レコーディングダイエットというのは、基本的には、自分の食ったものを記録していくというものです。本格的には品目を記載したり、カロリー計算したりするのですが、カジュアルには食べたものをひたすらメモしていくだけでもそれなりに効果があると言われています(たとえば大ヒットした岡田斗司夫の『いつまでもデブと思うなよ 』など)。
なぜ記録するだけでダイエットの効果があるのか、というのは明確にこうだという断言があるわけではないのですが、おおむねこのような理屈であると考えられている気がします。つまり、いまダイエットをしたい人というのがいて、その人の食生活に何らかの問題があり、したがってダイエットをしたいのだとします。メモしていくことで、自分がどれだけ食べたのかを把握することができ、ボトルネックを知ることができるというわけです。
また同時に、もし食生活の問題が間食や甘いドリンクなどであったとすると、いちいちメモを取るということが間食の頻度を下げることにつながります。書くだけで「わざわざ書くという手間をかけるほどのことか?」という疑問をもたげさせることにつながります。実際にはそのあと間食を食ってしまうとしても、なんとなく食べてしまう、といった状態と比較すると頻度は落ち、結果として間食の量が減るといったお手軽な効果があるのではないかと思います。
ソーシャルダイエットの場合、この後者がポイントなんじゃないかと思うのです。
いま、ソーシャルメディアへのアクセス量を減らしたいとしたとき、何が問題なのかというと、気軽にちょくちょくアクセスして時間を潰せてしまうというところなのではないか、という仮定を置きました。仮定っていうか、まあ自分の利用形態を念頭に置いています。こういったページを開きっぱなしにしておいて、何かちょっと時間があくと見る、みたいな感じです。これをやめる、ないしは頻度を減らすようにするためには、まさに同じような方法論が使えるんじゃないだろうか。
というわけで、何時何分から何時何分まで、こういうサイトを実際にブラウズしたか、というのを記録に取ることにしました。記録に取る場合、Chrome拡張などを使ってアクセス時間を自動的かつ厳密に測定する、ということもできるのですが、今回はそれをしないことにします。アクセスにフリクションをつけることが目的なので、手動の部分を残す、というのが大事です。
また、スマホについては、写真のアップロード等ができたほうが個人的にうれしいのでアプリ自体は残しておきますが、アクセス手段を悪くしておきます。たとえばホーム画面から除くなど。twitterのアプリは昔、似たようなこと考えたときにアンインストールしたのでいまは入ってません。
ぶっちゃけ、手動で記録するのは相当めんどいと思うので、すぐ飽きてやめちゃうかもしれません。30日も続いたらお疲れさま、とねぎらってやってください。続かなかったらギブアップ宣言をしますが、優しくしてあげてください……。