Chromecastというデバイスがあります。今日はそれを使ってちょっと遊んでみた、というもの。
Chromecastとは何か……というのはご存知の皆さんが多いのでかなりはしょりますが、下の写真のようなガジェットです。テレビに直接挿して使い、コンピュータや携帯電話のアプリから動画や音楽を流して試聴できる。
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chromecast |
対応サービスやアプリがまだ米国主体というのもあり、日本では未発売ではありますが、$35という低価格もあってこちらではそれなりに受けの良いガジェットのようです。ただ、動画とかをテレビで観るのはそれはそれで良いのですが、音楽だけなら画面いらんよなーとは誰しも思うところです。
というわけで今回はこのChromecastと
Panlong HDMI Audio Extractor Decoder/Converter というコンバータを組み合わせます。こちらは HDMI を入力とし、画面出力は無視してオーディオ出力だけを出す、という、まさに今回の目的にうってつけのものです。
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オーディオコンバータ |
Chromecastと合体させれば、これだけでもう任意のスピーカーをwifiスピーカーにしてしまうことができるわけです。もちろん画面は出せませんけど、YouTubeで音楽を聴いたりとか、あとまあ音楽をGoogle Musicに上げてさえおけば、ふつうに音楽を流すぐらいはまったく支障ありませんね。
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合体! |
と、いうわけで、これを電源につなぎ、オーディオ出力の先に適当なスピーカーをつなぐと、どんなスピーカーでもあっというまにワイヤレススピーカーに!というわけですね(結線後の写真は省略します。ケーブルがごちゃごちゃして汚いので(笑))。
まだセットアップしたばかりで、あまりにも普通に音楽が聴けてしまっている状況のため感想も特にないのですが、これはかなりお手軽感があります。コンバータも思ったより小ぶりだし、Chromecastも小さいし。
もちろん、ワイヤレススピーカーなんてありふれてるといえばそうなんですが、どんなスピーカーでもワイヤレススピーカーにできてしまうという面白さと、それからChromecastは複数台から同時接続するのが簡単なんですが、その簡単さなどは魅力かもしれません。これはちょっとなにかあるかもしれない。気のせいかもしれないけど。
なおこのテクニックは比較的有名なようで、↑のオーディオコンバータのレビューでも Chromecast で使うと便利というものがあるし、なにしろ Frequently Bought Together が Chromecast になっておりまして、かなりメジャーなテクニックなようです。
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どうでもいいけどこの組み合わせでHDMIケーブルはいらないよなー |
ちなみに、Chromecastのセットアップは、いちおう画面を見て操作することが前提になっています。一番はじめはChromecastが画面にセットアップガイドを出すし、最初にコンピュータと接続してセットアップするためには、画面に出てくるランダムな数文字を確認して、あっているかどうかを確かめる必要があります。ただまあ、たまたま近所で同時にセットアップしている人がいない限りは、みずてんでオーケーしてしまっても、まあたいていは大丈夫なんではないかなあと思うわけですがいかがでしょう。どうしても気になるなら、はじめのセットアップだけはテレビを使えば良いかなとも思いますが。
まだ日本に来てないChromecastの話なんでアレですが、これはちょっと面白いなと思った次第です。
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